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しに神様が狙っていたのは、人のいのちをだいじにしないお医者さんでした。
お医者さんの口癖は、
「かんじゃのいのちは、オレの金だ」
でした。
人のいのちを、お金だと思っているのです。
そんなことを言うから、お医者さんはいろんな人からきらわれていました。
そして、しに神様が間違えて指さしてしまったのは、何の罪(つみ)もない女の子でした。
「どうしよう……どうしよう……」
しに神様は、急いで外へと飛び出していきました。
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