かんせん

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 一方、しに神様が指さしてしまった六、七さいくらいの女の子は、今はやっている感染病(かんせんびょう)にかかってしまいました。  女の子がかかってしまった感染病(かんせんびょう)は、人を長い長いねむりにつかせてしまうもの。  けれど、女の子はしかたないと思っていました。  なぜなら、女の子のおとうさんも、同じ感染病(かんせんびょう)にかかっていて、長い長いねむりについてしまったからです。  女の子はなきました。  けれど、おとうさんは、へんじはしてくれませんでした。
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