第1章

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宇宙船内でモニターに映る、知的生物が次々と炸裂する様子を顔に笑みを浮かべ眺めていた者達は、地表で突然起きた爆発を見て笑みを浮かべていた顔を引きつらせた。 爆発は1度だけで終わらず、地表や空中で次々と連続して起きる。 侵略を試みた宇宙人は知らない事だったが、核兵器を所有していた各国の指導者達は万が一、政府や軍が機能しなくなった後に、核攻撃を受けてもそれに報復できるように準備していた。 そのため他国からの攻撃だと考え押されたボタンにより発射された、1発の大陸弾道ミサイルに反応して、準備されていた全ての核ミサイルが目標に向けて自動的に発射され、止める者がいないまま第三次世界大戦が勃発したのであった。
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