妻からの贈り物

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「そ、そうだ!何か俺が喜ぶ物用意してくれてるんだろ!?」 「え?」 雪乃は俺の言葉にキョトンとした顔を見せた。 「朝言ってたの忘れたのか?」 「忘れてないわよ?…だって、もうあなた美味しそうに食べてたじゃない」 「え?このステーキの事か?」 聞き返すと雪乃はにっこりと笑って、ポケットから長方形の何か機械の様な物を取り出した。
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