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これはアイドルになる前の中学生の頃の話。
中学生の星野有実と竜岬圭織の二人はこの物語の主人公だ。
小さい頃陰湿ないじめを受け学校で孤立していた。
そんな中、男性二人組にに出会い救われた。
そのおかげで楽しい人生を送れていた。
はずだった。
彼らはいきなり二人の前からから姿を消した。
彼らがいなくなったことにより二人は辛い思いをした。
この時から、二人は強くなることを選び、彼らを探してなぜいきなり消えたのか、心の拠り所であった彼らがいなくなった真実を求めて探し出すと心に誓ったのだった。
だが、そうも簡単にはいかず小学校の頃から調べて回ったが手がかりはひとつもなかった。
そして、中学3年の頃だった。
部屋で二人で遊んでいたとき圭織はパソコンに向かっていた
そして、いきなり大きな声をあげた。
「有実さああああああん!」
「何?どうしたの?てか、うるさいから」
「これ見て!これ!」
「なに」
「ほら、これって……」
そう、圭織はパソコンでK-POPの情報が載っているサイトを開いていた。
そこにESTERというグループの画像が載っていたのだ。
その画像はまさしく彼女たちが探していた彼らだったのだ。
有実も目を見開いてパソコンに食らいついた。
そりゃあ、そうだろう。
大好きで、初恋でもある彼らがK-POPの情報サイトに載っていたのだから。
「ねえ、有実?やっと見つけたね」
「うん、見つけた。でも、ここに載ってるってことはさ」
「うん」
「ルニオッパたちは韓国で暮らしてるってことなんだよね?」
「そういうことになるねー」
「それじゃあ会えないよ。うちらは日本に住んでてルニオッパたちは韓国に住んでるんだから」
そう、彼らは今日本ではなく韓国にいるのだ。
韓国の彼らに会いにいくのは相当難しい。
それは、彼らがアイドルだから。
ステージの上で輝いてる彼らの画像が目に映る。
そう、彼らはESTERのグループで活動してるトップアイドルだった。
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