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大牙のいる教室はそれほど離れてないのですぐに着いた。
大牙はクラスメイトと話しをしていて遅れていたようだ。
「なるほどな。詳しく教えてくれてありがとな。」
丁度話が終わったようで、煉達に近づいてきた。
大牙は明らかに、ニヤニヤしている。
「クラスメイトが気になる話をしていたんでちょっと聞いてた。」
「気になる話って?」
「最近の行方不明者の情報。それと行方不明者が、どこに向かおうとしていたかわかった。とりあえずお屋上行って話そうぜ。」
大牙はそう言うと、屋上に歩き出す。
煉と雷牙は顔を見合わせながら、大牙の後に続くように歩き出した。
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