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以前巷をにぎわしていた男をご存知だろうか。
その名は『くんくん君』。
その彼がアルバイトを始めた。
居酒屋だ。
仕事帰り、仲間達と待ち合わせをしているお客。
座敷に通されくつを脱ぐ。
「そのままで大丈夫です。」
お言葉に甘えて、くつをそのままにして仲間の所に急ぐ。
そのくつを『くんくん君』が下駄箱に入れる。
「うぅ~ん。1日仕事してきた香り。」
あなたのそのくつ、狙われているかもしれない。
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