やっぱり好きです。

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そして教室に向かうと、まどかが机に一人でいる後ろ姿が見えた。 まどかの周りにはいつもたくさんのクラスメイト達がいた。 そのはずなのに、まどかが一人でいることにとても違和感を感じたんだ。 「まどか、昨日のことがバレて完全無視が始まっちゃったね」 「バレた?」 恵子が小さな声で私に教えてくれた。 そしてまどかの方をジッと見つめて、その続きを話し出した。 「視聴覚室でのこと、クラスの子に見られてたみたい。昨日、グループラインで回ってきたんだ」 「嘘……!」 「もちろん私も責められたけどね。でも、紗南のことはちゃんと守ったから。紗南はなにも悪くないってちゃんと説明しておいたからね。大丈夫だよ、安心して」
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