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地球から遥か遠くの銀河系に浮かぶ、ゲルハルト星。
その上空に浮かぶ75もの空中島。
ゲルハルト星が誇る、ものすごく発達した科学の産物だった。
空中島にはそれぞれ名前がついている。
『王宮島』に『白鳥島』『黒鳥島』『イルカ島』などなど。
そんな空中島は、ゲルハルト人と亜人が仲良く暮らす理想郷。
それをこころよく思わない人々が王宮島を攻撃し、次の標的を黒鳥島に定めたらしい。
アルタイル王とその妻ベガ、協力者のデネブは、急ぎ黒鳥島に向かった。
王子のシュプルイアと彼専属のメイドのマキャイナ、飛行機ドックの責任者クマ爺、それに地球人の天野きらりは、イルカ島に向かった。
シュプルイアが首謀者に決闘を申し込むためである。
イルカ島の街についたとたん、シュプルイアは何者かの凶弾を受け、倒れてしまった。
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