2章

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「旦那の名前が陽介で、息子の名前は涼介って言うねんな。 介っていう字には助けるって意味があるんやて。 あの2人がホンマに私を助けてくれてるねん。 2人が居てくれたから、私は笑えると思う… いっぱい、笑ってる顔を覚えておいて欲しいって、思うねん。」 麻理ちゃん。 鼻のぐずぐずが止まりそうにありません。 「麻理ちゃん。 ワザと泣かせてるやろ? リハビリ2倍の時間やらすで?」 「ひゃぁーーそれは無理。 たかさん、大人になろ?」 冗談言って、 ぐずぐずをムリヤリ止めたこと 麻理ちゃんには、バレバレだったよね。 麻理ちゃん。 貴女は本当に なんてカッコいい女だろう… 貴女の強さを 笑顔で居るという決意を 私は尊敬してやみません。
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