一章

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「なぁなぁ、たかさん。 私な、 何でも丸いものが好きやねん。 うちのオカンも たかさんと同んなじ体型やねんなぁ~。 どの角度から見ても、丸いねん。 ほわんとしてて、なんか当たっても ぽよーんって跳ね返してまう感じ。 丸いって、良いよね?」 「麻理ちゃん。 それ、全くもって褒めれてないよ? 何も嬉しないやん?」 プラス思考最大限で発動しても、 合格点だせるんは オカンに似てて大好きってトコだけやな、 そりゃ光栄ではあるけれども… やっぱ、嬉しないで?
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