第13話

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流月達は、キングベヒーモスから逃げながら、森の出口にある洞窟を目指した。 ……数分後―――。 ―森の出口(洞窟周辺)― 「はぁ…はぁ…かなり走ったの――」 「上手く撒いたかしら……?」 流月は、聞き耳を立てた。 ……しーん―――。 あの大きい足音は、もう聞こえない。 「…多分、もう大丈夫メポ」 「ふぅ…よ…良かった―――」 「あらぁ?死んで無かったのねぇ?」 「……誰メポッ!?」 流月達は、それぞれ武器を構えて振り返った―――すると。 「はぁい♪ 久しぶりねぇ、流月ぃ?」 「うげっ――色黒オバさん!!」 「…ちょっと!? 誰がオバさんですってェ!?」 「…流月のお知り合いですか?」 「……因縁の敵ってヤツメポよ」 「………???」
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