第2話

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「…流月、今までずっと独りで旅していたのか?」 「そうなの…寂しかったメポ…黒兄ぃ…(グスッ)」 「騙されちゃダメだ黒兄!コイツはなぁ…!」 流月は、目をうるうるさせた。 「…久しぶりに再会したのにアンズっちはヒドいメポっ!黒兄とは全然違うメポっ!」 流月は、黒蝶の所へ駆け寄るとぎゅ~っと抱き付いた――。 「流月…よしよし。俺達が居るからもう大丈夫だぞ」 黒蝶は、流月の頭を撫でた。 「(アンズのば~か!!!! あっかんべぇ~♪)」 ↑黒蝶は抱き付かれているので、見えて無い。 「ぐっ……!!!!」 「…アンズ、何怒っている?お前さっきから変だぞ」 「だ・か・ら~!!」 全部ソイツのせいだぁぁぁ~ッ!!!!
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