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「…流月、今までずっと独りで旅していたのか?」
「そうなの…寂しかったメポ…黒兄ぃ…(グスッ)」
「騙されちゃダメだ黒兄!コイツはなぁ…!」
流月は、目をうるうるさせた。
「…久しぶりに再会したのにアンズっちはヒドいメポっ!黒兄とは全然違うメポっ!」
流月は、黒蝶の所へ駆け寄るとぎゅ~っと抱き付いた――。
「流月…よしよし。俺達が居るからもう大丈夫だぞ」
黒蝶は、流月の頭を撫でた。
「(アンズのば~か!!!! あっかんべぇ~♪)」
↑黒蝶は抱き付かれているので、見えて無い。
「ぐっ……!!!!」
「…アンズ、何怒っている?お前さっきから変だぞ」
「だ・か・ら~!!」
全部ソイツのせいだぁぁぁ~ッ!!!!
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