第3話

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取り敢えずアンズたちは、真依家へ移動して話を聞くことになった。 「芽依、私たちはこれから大事な話をします。だからお庭で遊んでてね?」 「えぇ~っ、メイもお話聞きたい!」 「芽依……」 真依が困った顔をしていると…。 “主様を困らせてはいけませんよ、芽依様” 双子の(見た目はハムスター)召喚獣、風太(フウタ)鈴花(リンカ)が出てきた。 鈴花は言葉遣い丁寧で落ち着いた姉。 風太はやんちゃで、誰にでもタメ口をきく弟だ。 「あぁ―ッッ!! お前らはハムスターズ!!」 “私たちはハムスターじゃないですわ!! 真依様の守護獣ですっ!!” “全く…失礼なヤツだな!!” 「あははッ♪ お兄ちゃんがふーたとりんかに怒られてる~!!!!」 「情けないメポ」 「………」 「風太…鈴花。少しの間芽依の事をお願い出来るかしら?」 風太は、やれやれ…と溜め息を吐いた。 “…仕方無い、少しだけ遊んでやる” 「…ホント?! わ~い♪」 “行って参ります、真依様” 「…ありがとう」 3人(1人と2匹)は部屋から出て行った。 ――部屋が静かになって、真依がようやく口を開いた。 image=510671390.jpg
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