第4話

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【数年前】 「あ…暗黒騎士だって!?」 「暗黒騎士が何か分かってるのか!? 人の命を何とも思って無い奴らなんだぞ!」 「あぁ…そうだな」 「カイト…それが貴方の答えなの?」 カイトは“無能力者”だったが、剣の使いは誰よりも(アンズよりも)長けていた。 しかし―――。 「そうさ…俺は例え禁忌だとしても“能力”が欲しかったんだ」 「待って…まだ間に合うわ!! お願い、戻って来て…!!」 「ふっ…真依、俺と一緒に来ないか…?」 「(……ビクッ!!)」 「汚い手で」 「真依に触るな!!」 アンズと黒蝶の2人が、真依の前に立ってかばった! 「お前はもう俺達の仲間じゃない…!! このギルドから今すぐ出て行け!!」 「…………」 「(…カイト―――)」 こうして、カイトはアンズ達の敵となった…。
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