23人が本棚に入れています
本棚に追加
/205ページ
「その後――カイトは追い出せたけれど…魔獣を倒すのに少し時間が掛かってしまって…」
「許せないぜ…アイツ!!」
「うん……それでも私ね――」
「……真依?」
「私…まだカイトの事が好きなんだって――気付いたの」
「………!!」
例えどんな悪になっても…きっと元に戻ってくれると信じて――。
「カイトの事 ずっと待ち続けると決めたの……」
「――ま、真依ちゃん……」
「…………」
部屋がしーんと静まり返った―――。
最初のコメントを投稿しよう!