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「…………ハッ!?!?」
流月は目を覚ました。
まだ夜は明けていない…。
「(…何だ…夢か)」
「お姉ちゃん…なの…ぐー…」
流月は、隣でぐっすり眠っている真依と芽依の寝顔を見た。(芽依は真依にしがみついている)
“貴女には 家族が居るから―――”
「クスッ…(良いな――私にもこんな家族が……)」
―――ギッ――ギシッ。
「………!?」
微かだが、怪しげな音が聞こえた…。
「(……泥棒?)」
流月は、真依と芽依を起こさない様に、そーっと部屋を出た。
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