第5話

7/9
前へ
/205ページ
次へ
「…あーあ。芽依ちゃん連れて行くつもりだったんだけどなぁ」 「貴方に、芽依は渡さない!!」 「分かってるよ…だから、この宝珠だけはもらってくね」 「…そ…それは!! 返しなさい!!」 真依はカイトへ攻撃したが…逸れて、倉庫の壁に当たった…。 カイトは、クスクス笑った。 「甘いねぇ…真依は。ま…お前には、俺を攻撃なんて出来ないさ」 「………ッ!?」 すると――カイトの足元に、闇の刻印が現れ…風が巻き上がった!! 「んじゃ、またね~!愛してるよ、ハニー♪」 「まっ…待ちなさい!! …カイト!!!!」 ―――ビュウウウッ......。 …カイトは風と共に消えてしまった―――。
/205ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加