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この村で、真依とはお別れになる。
……その代わりに。
「えっ!?メイが…お兄ちゃん達と一緒に行くの?」
「…芽依はまだ外の世界を知らないでしょう?アンズ君たちと一緒に行きなさい。そして色々学んで来なさい」
「お姉ちゃんは?一緒に行かないの?」
「…私は、村長だから。それに…またいつカイトが戻って来るか分からないし」
カイトは偽物の宝珠を持って行った。
それに気付かれ、また村を襲って来るかも知れない…。
「メイはお姉ちゃんと一緒が良い!!」
真依は、芽依と同じ目線に屈み…手を握った。
「いい?芽依…。今度敵が襲って来た時、私は貴女を守れるか分からないの…だから、アンズ君達と一緒に行って欲しい」
「なるほど…この村に居るより、俺達と一緒に居る方が安全って訳か」
「…確かにそうメポね」
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