第9話

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―表のアンズ達― 表から城へ突入したアンズ達。 (主に)分身たちが、華麗なる攻撃で見張り達をどんどん退けて行った!! 「ははは――!!!ココまで超楽勝だぜっ☆」 「ちょっとォ~!?アンタは全ッ然 何もしてないでしょ~!!(怒)」 「そうアルヨ!! アンズももっと戦うアル!!」 「Fight more if warrior!!(戦士なら、もっと戦いなさい!!)」 「わ、分かったから…!!そんなに怒るなょ(汗)」 アンズはキョロキョロと辺りを見渡した。 「ふむ…ボス級の強い敵も出て来ないみたいだし…メポ子達が強い敵に引っ掛かったんだな…(ニヤリ)」 「…それはどうかしらね?」 モモ子が冷たい視線でアンズを見る。 「な、何だよ……(この子、雰囲気がメポ子と似ていて苦手だなぁ…)」 「継承式前だと言うのに…あまりにも静かすぎると思わない…?」 「…た…確かに――」 モモ子の言う通り……城の中は薄暗く、しーん…と静まり返っている。 「(これから…何が起きるって言うんだ!?)」 「アンズ、アーユー オーケー?」 「お…おぅ。早く進んで、クロネ姫を助け出そう!!」
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