第11話

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「……と、言う訳なのです」 クロネの話が終わると、部屋はしーん…と静まり返った……。 最初に口を開いたのは、芽依だった。 「でも…村に居た時、お姉ちゃんの様子は、普通だったの。 誰かに脅されてるとか…そんな感じ、全然無かったの…ねぇ、ふーた?」 突然話をふられて、眠そうな風太が芽依の肩にちょこんと座った。 “ん~…真依の異変には鈴花が敏感だけど、特に何も言って来なかったしなぁ…”
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