沢山の出来事

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沢山の出来事

幼稚園児だったのか... 小学生の低学年だったのか...私の中の記憶が曖昧。 覚えてるのは... パチンコをしに来た母親から私は離れて、パチンコ屋の周りで知らない同い年くらいの女の子と遊んでいた時だった。 鎖に繋がれた大きな白い犬が、後ろに居た事に私は気付かずに遊んでいた... どうして後ろに犬が居たのか... ただ、 気付いた時に私は首の後ろ側を噛まれてた。 痛かったのか。。。 ビックリしたのか。。。 その辺は、全く覚えておらず... シャツの襟を真っ赤に染め、大きな声で泣いている私を見た一緒に遊んでいた女の子は、たまたま歩いていた大学生?の男の人まで走って行った。 多分...女の子はその人に、話してくれたんだと思う。男の人は、走って近寄って来てくれた。 『お母さんは、どこ?』 『痛い?大丈夫?』 私は喋る事が出来ず、ただパチンコ屋を指差しただけだった... 『お母さんの所に行こうね』 そう言って、私を抱っこして母を探してくれた。 店内に入った途端、パチンコしてる人達はビックリした顔で見ていた様な気がする。 きっと、 その男の人も血だらけになってしまっていたと思うのに... そんな事をいっさい気にせず、母親の場所まで連れて行ってくれた事...今でも本当に感謝しています。 あの時、私は『ありがとう』って... 言えてないと思う(´;д;`) 男の人の顔も風貌も、名前さえ覚えてないけど...すごく優しい雰囲気の人だった。
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