3166話 《ジュンが生きていれば異世界10日目》

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「参った参った、昨日撃たれたとこから全く記憶がねー! でもまだ異世界に来れたって事はまだ魔王と戦えるな、ぶはっはっは。」 「全く!こんなすぐに、この話し方を聞けるとは私の昨日の涙を返せ馬鹿!」 「オレは人間界でどうなってる?」 『ケンスケは意識不明の重体、ジュンは死んだ。』 「そうか、、、またオレのせいか?」 「違う!あの子はケンスケのせいじゃない! そういつもいってるじゃないか!」 「そうか、、、それでも、その事も、ジュンの事もやはり責任は感じるな、、、。 特にマイミすまない、おまえの彼氏を守れずすまないことをした。」 『大丈夫!みんな救われる方法があるみたいだから!』 「そうなのか? オレの意識不明もジュンも救われるのか、それは凄いな! じゃあこんな状況でも笑うしかないな! ぶはっはっは。」 「キッド、私この声が精神安定剤かもしれん!色々あってから、異世界に来るまで笑わなかったからなケンスケは。」 『そうか一緒に住んでるんだっけか? 結婚はしてないんだろ?』 「あー!目前だったけどな。 私のせいだ。」 「違うオレのせいだ。」 『2人共とりあえず後でゆっくり聞いてやる!それより昨日のやられたシンだ!』 『レイ!スキル本あるか?』     
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