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?「魔王様!貴方様が現れて本当に助かりました!」
黒「お、おう。」
?「貴方様がいない時はどれほど苦労したか...ブツブツ」
お前、怖いぞ。
っと、その前に皆さんに質問です。今、俺はどこにいるでしょうか。
正解は、魔王城です。
あの後目を開けてみたんだよ。
そしたら、目の前に男がいたんだ。あれは、マジで怖かった。
だってさ、目の前の男も俺が現れて驚いてたけど、しばらく経ったら、いきなり肩を掴まれたと思ったら、凄い血走りした目で
「貴方様は魔王様ですか!?」
って聞いてきたんだよ。
「魔王じゃない。」って言ったら、
「いいえ!この黒髪にこの黒い目は、魔王様である証拠です!」
とか言ってきたんだよ。普通にいるだろ?黒髪に黒い目の奴なんて。でも、この世界には黒髪で黒い目の奴は凄く珍しいんだとよ。
それよりも、今の状況を説明した方がいいかな?
今は、魔王城で食事中だ。
それなのにこいつ...とその前にこいつの名前も紹介した方がいいな。
こいつの名前は、リスイン・アルベルって言う。別に覚えなくていいぞ。
まぁ、俺は適当にリスって呼んでる。
後、今の俺の格好は、目が隠れるぐらいのフード付きコートに黒い服だ。
黒って落ち着くんだよな。
ちなみに、フード付きコートの色は黒だ。
フードは、リスに用意してもらった。
リ「ブツブツ...魔王様、聞いてます!?」
黒「あぁ。聞いてる。後、その魔王って呼ぶの辞めてくれないか?俺の事は、黒羽って呼んでくれて構わないから。」
リ「は、はい!クロハ...様?」
黒「様も要らない。」
リ「分かりました!」
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