第1章 異世界から人間がやって来た日

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?「魔王様!貴方様が現れて本当に助かりました!」 黒「お、おう。」 ?「貴方様がいない時はどれほど苦労したか...ブツブツ」 お前、怖いぞ。 っと、その前に皆さんに質問です。今、俺はどこにいるでしょうか。 正解は、魔王城です。 あの後目を開けてみたんだよ。 そしたら、目の前に男がいたんだ。あれは、マジで怖かった。 だってさ、目の前の男も俺が現れて驚いてたけど、しばらく経ったら、いきなり肩を掴まれたと思ったら、凄い血走りした目で 「貴方様は魔王様ですか!?」 って聞いてきたんだよ。 「魔王じゃない。」って言ったら、 「いいえ!この黒髪にこの黒い目は、魔王様である証拠です!」 とか言ってきたんだよ。普通にいるだろ?黒髪に黒い目の奴なんて。でも、この世界には黒髪で黒い目の奴は凄く珍しいんだとよ。 それよりも、今の状況を説明した方がいいかな? 今は、魔王城で食事中だ。 それなのにこいつ...とその前にこいつの名前も紹介した方がいいな。 こいつの名前は、リスイン・アルベルって言う。別に覚えなくていいぞ。 まぁ、俺は適当にリスって呼んでる。 後、今の俺の格好は、目が隠れるぐらいのフード付きコートに黒い服だ。 黒って落ち着くんだよな。 ちなみに、フード付きコートの色は黒だ。 フードは、リスに用意してもらった。 リ「ブツブツ...魔王様、聞いてます!?」 黒「あぁ。聞いてる。後、その魔王って呼ぶの辞めてくれないか?俺の事は、黒羽って呼んでくれて構わないから。」 リ「は、はい!クロハ...様?」 黒「様も要らない。」 リ「分かりました!」
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