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わたしがまだ小学生になったばかりの話し
CDラジカセが流行りはじめて、母がCDと一緒に買ってきた
わたしと姉はそれに興味津々で姉はすぐにCDを買ってもらった
有名な女性歌手がカバーした曲が入っていた
私たちはそのCDがお気に入りになり
家族でドライブするときも流してみんなで歌っていた
でも、だんだんとみんな飽きていき
CDラジカセも触らなくなって部屋の隅に放置された
しばらくしてわたしが学校に慣れ始めたころ
ふと、あのCDのお気に入りの曲が聴きたくなった
だが、CDラジカセは母のものでCDは姉のものだ
でも、聴きたいものはしょうがない
わたしは小学1年生で下校が早い
いつも帰るころはおばあちゃんしか家にいないのだ
しかし、その日は買い物にでかけていて
誰も家にいなかった
好機だ!
そう思い、急いで母のCDラジカセと姉のCDをとってきた
わたししかいない家で大音量で音楽を流し
歌ってめちゃくちゃに踊っていた(いま思い出すと大爆笑するくらいに暴れまわって歌っていた)
ガチャンとおばあちゃんが自転車をおりる音やガサガサと買い物袋を持つ音を聞いて急いで片付けた
母のCDラジカセは借りてても問題ないと思い、姉のCDだけ元の場所に
CDラジカセがなぜわたしの部屋にあるのか不審がられたらラジオを聞いていたと言えばいいのだ
そんなこんなで早く下校して
なおかつ、おばあちゃんが買い物にでかけてる日に
わたしの単独ライブが行われていったのだ
そして、ついに本題に入る。
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