ヨルノ公園

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「(霊がもし居たら連れて帰っちゃうし)まっすぐ家に帰らない方がいいよね?でも運転する自信もないし…っど、どうしよ…」 と、口に出したものの何も考えられなかった 妹は明るく振る舞い スーパーに行くように言う ほんとに妹は頼もしいよ 「大丈夫!大丈夫!」そう言われて 大丈夫だと思い込ませ ひとまず安全運転でスーパーへ向かった そして 行きつけのスーパーへ 妹と腕を組んでスーパーへ足を向ける なんだか、外の方が寒いのだが 外の方が暖かかった スーパーに入って 何を見るでもなく 店を止まることなく 二人腕組んで店内を歩きまくった (たまにスキップしながらww) 10分以上はずっと早足で歩き回っていたと思う ようやく私の体の感覚が戻ってきたか と思うと 今まで陽気に話してた妹が静かになる 「もう大丈夫?そろそろ出よ」 と妹が静かに言う 目が虚ろだ もしかして私のが移ったかな と思った 外に出たのはいいが 車に戻るのが怖い 妹もそうだった もしかしたら車の中にいるかもしれない 私たちを待っているのかもしれない 車はたくさんあるのに 私の車の周りには無く 車は ぽつんと 寂しくそこにあった 私たちは 言い知れぬ恐怖を感じ 歩いて 理由もなく向かいのドラッグストアへ
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