渋谷

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「まったく……エイリアンはすぐワレを馬鹿にするコスモから……ズル……」 「ほら、ビイリアン、見るうちゅよ…これで、ワレワレも出世まちがいな……!?  おっ……おいっ!?ビイリアン!!  お前!?なんでマスクを着けてないうちゅ!?」 「へ?……マスクは着けてるコスモ?」 「馬鹿っ……お前、それはレスラーの……あーあ……やっちゃった…  ……あーあ……お前はホントに……あーあ……馬鹿うちゅねぇ……」 「えっ?っちょっ!コレ……違うコスモ??  だって、エイリアンが……マスクって言ったコスモから……」 「あーあ……お前は感染したうちゅよ。  もう、星には帰れないうちゅからね」 「そ……そんな……ズル……ん??……いや……待つコスモ…」 「……どうしたうちゅ?」 「あっ………ダイジョーブコスモ……ズル。  ワレは、今、花粉症だから、鼻が詰まってて息できてないコスモよ。  だから、感染してないコスモ!」 「……………なーんだ!それを早く言えうっちゅーの!  だったらダイジョーブうちゅね!」 「うっちゅっちゅっちゅコスモ!ズル」 「よし!早く星に帰って、大王様に報告して、ワレワレが地球を侵略するうちゅ!」 二人は、ぱたぱたと円盤に戻り、空に飛び立って行った。 それから……なぜか、いつまでたっても、地球は侵略される事はなかった……。
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