1人が本棚に入れています
本棚に追加
「まったく……エイリアンはすぐワレを馬鹿にするコスモから……ズル……」
「ほら、ビイリアン、見るうちゅよ…これで、ワレワレも出世まちがいな……!?
おっ……おいっ!?ビイリアン!!
お前!?なんでマスクを着けてないうちゅ!?」
「へ?……マスクは着けてるコスモ?」
「馬鹿っ……お前、それはレスラーの……あーあ……やっちゃった…
……あーあ……お前はホントに……あーあ……馬鹿うちゅねぇ……」
「えっ?っちょっ!コレ……違うコスモ??
だって、エイリアンが……マスクって言ったコスモから……」
「あーあ……お前は感染したうちゅよ。
もう、星には帰れないうちゅからね」
「そ……そんな……ズル……ん??……いや……待つコスモ…」
「……どうしたうちゅ?」
「あっ………ダイジョーブコスモ……ズル。
ワレは、今、花粉症だから、鼻が詰まってて息できてないコスモよ。
だから、感染してないコスモ!」
「……………なーんだ!それを早く言えうっちゅーの!
だったらダイジョーブうちゅね!」
「うっちゅっちゅっちゅコスモ!ズル」
「よし!早く星に帰って、大王様に報告して、ワレワレが地球を侵略するうちゅ!」
二人は、ぱたぱたと円盤に戻り、空に飛び立って行った。
それから……なぜか、いつまでたっても、地球は侵略される事はなかった……。
最初のコメントを投稿しよう!