第1話2次元の世界へ

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第1話2次元の世界へ

「なぁ愛季どうやったら2次元の世界にいけると思う?」 「順またそんなこと言ってるいけるわけないじゃない!ばっかじゃないの!」 二人はいつもの会話をしていた。 「お前はロマンがないんだよロマンが!」 「もしいけたらお前みたいな貧乳美少女じゃなくて巨乳美少女にちやほやされたいな」 「小さくて悪かったわね!」 「男の大半は大きいほうが好きなんだ!」 「美少女って言ってくれた」 美少女と言われて嬉しい愛季。 「なんか言ったか」 「なんでもないわよバーカ」 「いきなりなんだよ」 順は家に帰っていつもの様にパソコンを立ち上げアニメを見ようとする、するとたちまちパソコンに謎の文字がすると画面が点滅し始め順は思わずパソコンを落としてしまい画面が割れてしまった。するとその画面の割れ目からドバッと手が順はその手に引っ張られ画面の中に引きずり込まれた。 「プニュ」 さっきの恐怖を忘れさせる様な心地よい感触 「プニュ」「プニュ」 もしやこれは! 「プニュ」「プニュ」「プニュ」 「おっぱいキター!」 「プニュ」「プニュ」「プニュ」「プニュ」 その瞬間目の前が回転し始めた。 「ドスン!」 「何するのよー!」 「気付いたら揉むのやめればいいじゃない」「気付いてなかったらそのまま揉んでてよかったの?」 「そういうわけじないわよ」 周りの視線の冷たさで先ほどの出来事を思い出した。 (そういえばさっき俺はパソコンをつけて…はっ!そうだ画面から手が出てきて引きずり込まれたんだ!) さっきの恐怖が蘇ってくる。 「大丈夫ですか?」 「何か怖い事でもあったのですか?」 「ひどい顔ですよ。」 余程ひどい顔をしているらしい。 そのまま俺は目の前が真っ暗になった。
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