6人が本棚に入れています
本棚に追加
「はっきりしなさい!!」
問い詰めるアテナとアルケーニ。
「ど、どっちも…かな?」
サイアスは苦笑いしながら疑問詞で答えた。
「サイアス~!!」
「ひっ!?」
何とアテナの体から漆黒の炎が揺らめき、眼はギラギラと光りだし、滅多に見せない怒りのオーラを解き放った。
「貴方のそのいい加減な性格大っ嫌い!!」
「ゆ、許して、ギャアァ!!」
何とアテナはサイアスの体を掴み、バラバラに引き千切る。
やがてサイアスは原型を留めなくなり、そのままお好み焼きの具にされた。
部屋中鮮血が飛び散るが、アルケーニは気が晴れたような目でアテナを見据えた。
「やっと本心をさらけ出してくれたね♪」
「え?」
アテナとアルケーニの間にキラキラとした空間が漂う。
そしてアルケーニは口を開いた。
最初のコメントを投稿しよう!