お別れ

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少女はひとり 毛布にくるまり月を見ます   ミルクを2つ用意して 優しく月を見上げます       少女はそれから 自分が 大好きになりました   なぜかって 心にうさぎがいるからです 頭に思い出があるからです     もう何も 寂しいことなどありません     月の光は今夜も 少女のもとに 世界の人に 優しく 優しく 降り注ぎます
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