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永吉 V,S 藤本
藤本は人気の無い夜の森を歩いていた。
右手にはゴム弾の装填されたショットガンを持っている。
藤本「サバイバルということは食料も自分で調達しなければならない。おそらく頭の悪い奴はそれを忘れて人を探し続ける。今の内に食料と安全な寝床を確保して少しでも優位にたとう。」 少し歩くと川が見えてきた。
藤本は川に入り、魚を数匹捕獲した。
藤本は木を擦り合わせて火をおこし、魚を焼いて食べた。
だがそこに1人の人物が近づいていた。
永吉である。
彼も食料調達のために付近を散策していたのだ。
歩いているとふと臭いが漂ってきた。
永吉「これは焼き魚の臭いだ。近くに人がいる。」
永吉はなるべく足音を立てないように藤本に近づいた。
永吉「藤本か、今襲うのは簡単だが、腹がへった。飯にしようか。」
永吉は藤本のところから川下に向かって下って行った。
永吉は少し離れたところで魚を捕り、焼いて食べた。
朝になった。
藤本は参加者を減らすべく、道なき道を進んだ。
すると道の先に物が落ちてあるのを発見した。怪しげに思いながら藤本は近寄った。
藤本「こ、これは。まさか。」
藤本は顔色を変えた。
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