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だって、そうでしょう。
私の力ではないのだから。言い聞かせて置かないと私はきっと努力を忘れてしまう。
更にはウイルスと言うだけあって、私の回りにラッキーは感染していく。
彼氏も仕事を認められて役職につき、実家の母は足腰が弱っていたが、いつの間にか普通に歩けるようになった。
私の回りに色々なラッキーが溢れた。
私は気が気じゃなかったが。
もう一つの解毒剤の瓶を幸せ絶頂の中、私はまじまじと眺める日が続いた。
そんな中、私のお腹に新しい命が宿る。
彼氏は喜び、正式にプロポーズをしてくれた。
私の答えはイエスだけど、それを機に私はまた、あの男性老人がいる車両へと足を運んだ。
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