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インスタ画像を見終わって、カンナにスマホを返しながら、
「すっごく綺麗な人ね。」
まなも、モヤッと気分は改善したらしく、ヒロちゃんを褒めていた。
「うん、メチャ美人だよね。だけど、この画像がどうしたの?」
葵の話から、何故ヒロちゃんの画像になったのか、私には全く理解できなかった。
「でしょ?でしょ?めっちゃくちゃ綺麗でしょ?私ね、ヒロちゃんのこと大、大、大好きなの~!」
カンナは得意気に言うが、
「それは分かったけどね?カンナ?葵の話からずいぶんズレてしまってない?」
まなが、カンナに尋ねると、
「ズレてないもん。私はこの人が大好き、誰がなんと言おうとね。それが言いたかっただけ。」
「はぁ?全然わかんないんだけど、カンナ本当に頭大丈夫かよ?」
段々あきれ始めてきたよ。
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