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「来羅は失礼だな~、私の頭はいつだって正常だもん!」
いやいや、そんな風に思ってるのは、自分だけだと思うけどな!
「カンナ、やっぱり私も分からないよ…」
「えー?わからないの?じゃあ、逢ってみる?本当に優しくて良い人なんだから!私ね、この画像を葵くんにも見せようと思ってんの。」
何が言いたいのかマジでカンナは良くわからん…
どうして、こう、説明が下手なんだろうか…
「葵くんも、きっと分かってくれるよ、私たちの気持ち。私たちが、何があっても変わらないって事を。ヒロちゃんは母の弟だけど、母より仲良しだもん!」
ん?今カンナ、変なこと言わなかった?
「聞き間違い?弟?」
まなにもそう聞こえたらしい。
「あれ?最初に言わなかった?ヒロちゃんはね、続柄的に言うとおじなんだよ~。」
「はぁ~?!」
「えっー?!」
まなと私のでかい声が店内に響き渡った。
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