第一章

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そこには、パピルスとしてその羊皮紙と同じ文字の書かれた写真が、そして水筒と指輪が別々のページに写真として載っていた。 「古代エジプトの話で、ツゥールーン朝よりも前にマイナーなある戦記が伝えられており、それに書かれた古代の王である、ある人の超人的な言い伝えにある尽きない水差しと王の紋章の指輪と王の手紙であると言われているパピルスが墓から発掘された話は写真に残ってるけど、実物を手にした人物は次々に亡くなってるけど物は出てこない、そして、この王はこの時代で200歳生きたと書いてあり、尽きない水差しなんてあるわけないので、嘘だろうと言われていたはなしなんだよ。」 「私、死ぬんだ・・・」 「取った訳ではないから大丈夫だと思う、パピルスを貸して。」 「・・・・」 「そういう意味だったのか。」 「どういう・・・」 「われ異国の地で、土に帰る。途中飛ばすけど、もう一度あの丘に戻りたい、せめてわれの分身のこの指輪をあの地に届けられたし」 「あの地って?」 「エジプト」 「すごい発見だ!!」 「その戦記ってどんな?」     
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