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「…環生に…ぁ…んっ…触れられてるだけで…んっ…感じ…ちゃうっ!」
その言葉は……
最大級の殺し文句だよ、悠香…
好きな女に触れられて、俺に触れられるだけで感じるなんて言われたら……嬉しくて堪らない……
もっと俺を感じて……
もっと俺に感じて欲しい。
悠香の両乳房を、両手で中央に寄せる。
近付いた両乳首を、同時に口に含む。
「…あっ!…ぁんっ…んッ!」
強めに吸って、舌先で弄ぶのを繰り返す。
胸から顔を上げ、左手で悠香の左方を抱き、悠香の顔を上から見つめる。
「…環生?」
俺を見上げる悠香が、俺の名前を呼ぶ。
触れるだけのキスを落とす。
悠香の感じてる声も、可愛くて嬉しいけど…感じてる顔も…見たくなった俺…
「…ここ…触っていい?」
ショーツの上から秘部の割れ目をなぞる。
「…あんっ!…んっ…もうっ…触ってるっ!」
…確かに……でも…
「…直接って意味だよ?…いい?」
「…うん…でも、…あの…凄く…感じてるから…いっぱい……」
悠香の言いたいことが分かる。
既に濡れるショーツを、指に感じてる。
「…濡れてる?」
「…うん…凄く…恥ずかしい…くらい…」
「恥ずかしくなんかないよ……俺は、悠香が感じてくれてるのが分かって、めちゃくちゃ嬉しいんだから……もっと、感じさせたくなる…」
ショーツの中に右手を入れ、今度は直接秘部の割れ目に指を這わし、上下に動かす。
動かす度に、悠香の秘部から厭らしい水音が響く。
「…あっ…あんっ…あっ…ンっ!」
目を閉じて、俺の与える愛撫に感じる悠香の表情に、俺の欲情が増していく。
秘部の中心に、中指をゆっくり挿入する。
「痛くない?」
「…ンんっ!…大丈、夫…」
あの日は、繋がりたい一心で、前戯に時間を掛けなかった。
これまでの、悠香以外の相手にも…したことがない。
じっくり時間を掛けて、相手に触れるより、繋がって腰を打ち付ける……自分本位のセックスしか、したことがなかった。
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