lesson3ー3 重なる愛

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善がり喘ぐ悠香の……女の色香が半端ない。 「…はぁ…はぁ…環生っ…奥がっ…ジンジンするのっ…環生が…欲しいっ…」 そんな、誘い文句…夏くんにも言ってたらショックだな…なんて、頭の隅で思いながらも…… 悠香が俺を欲しがってる事実の方が、数段嬉しい。 それにもう…限界だ… 身体を起こして、カウパー垂れ流し状態のガチガチの自身に、ゴムを付け、悠香の秘部…中心の入り口に宛てがう。 「…挿れるよ…」 先端が入り口を押し広げ、悠香の中の熱を感じる。 「…あんっ…、あっあっ…」 押し進め、俺のものが悠香の中に埋まっていく程に、熱くうねる中の粘膜が絡み付いてくる。 こんなに気持ち良いの……初めてだっ。 女の身体を知らない訳じゃないのに、初めて感じる感覚に……ゾクゾクする。 あの日も、悠香と繋がったけど……あの時よりずっと、ずっと感じる。 …心が、重なっているから…… 同じ想いを抱いているから…… 俺のものが全て、悠香の中に埋まる。 本当に…やっと… ずっと欲しかったものが、全部……俺の腕の中に…… 俺の全てが、喜びで震える。 俺を見上げる悠香の目に、涙が浮かんでる。 その悠香の頬に、数粒の滴が落ちる。 俺の目から落ちた涙が、悠香の頬を濡らしてる。 今…身体を繋げたこの時も、俺と悠香の心は…同じなんだ。 悠香が俺の頬に手を伸ばす。 「…やっと…全部…環生とひとつになれたね?」 その手に俺の手を重ねる。 「…うん…凄く…めちゃくちゃ嬉しいっ…これ以上の幸せを、感じたことないよ…」 悠香の心が欲しくて…身体が欲しくて…… 悠香の全部が欲しくて、堪らなかった…… もう、何年も前から…ずっと…… 想像でも、妄想でもなく、焦がれ続けた悠香を、今……俺は、この身体で抱いている。
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