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善がり喘ぐ悠香の……女の色香が半端ない。
「…はぁ…はぁ…環生っ…奥がっ…ジンジンするのっ…環生が…欲しいっ…」
そんな、誘い文句…夏くんにも言ってたらショックだな…なんて、頭の隅で思いながらも……
悠香が俺を欲しがってる事実の方が、数段嬉しい。
それにもう…限界だ…
身体を起こして、カウパー垂れ流し状態のガチガチの自身に、ゴムを付け、悠香の秘部…中心の入り口に宛てがう。
「…挿れるよ…」
先端が入り口を押し広げ、悠香の中の熱を感じる。
「…あんっ…、あっあっ…」
押し進め、俺のものが悠香の中に埋まっていく程に、熱くうねる中の粘膜が絡み付いてくる。
こんなに気持ち良いの……初めてだっ。
女の身体を知らない訳じゃないのに、初めて感じる感覚に……ゾクゾクする。
あの日も、悠香と繋がったけど……あの時よりずっと、ずっと感じる。
…心が、重なっているから……
同じ想いを抱いているから……
俺のものが全て、悠香の中に埋まる。
本当に…やっと…
ずっと欲しかったものが、全部……俺の腕の中に……
俺の全てが、喜びで震える。
俺を見上げる悠香の目に、涙が浮かんでる。
その悠香の頬に、数粒の滴が落ちる。
俺の目から落ちた涙が、悠香の頬を濡らしてる。
今…身体を繋げたこの時も、俺と悠香の心は…同じなんだ。
悠香が俺の頬に手を伸ばす。
「…やっと…全部…環生とひとつになれたね?」
その手に俺の手を重ねる。
「…うん…凄く…めちゃくちゃ嬉しいっ…これ以上の幸せを、感じたことないよ…」
悠香の心が欲しくて…身体が欲しくて……
悠香の全部が欲しくて、堪らなかった……
もう、何年も前から…ずっと……
想像でも、妄想でもなく、焦がれ続けた悠香を、今……俺は、この身体で抱いている。
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