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部屋に通され、机の傍にある椅子に座らされると、何か飲み物を飲みたいか聞かれたので、私達は遠慮せずに、喉も丁度渇いていたので、それぞれ飲みたい物を告げた。
すると、警察官の人が、うなずき手元にあるスイッチを押すと、机の下から音がして、下から私達の飲みたい物が上がって来たのだ。
それは、時間にして僅か10分程の事だった。
それにしても、何と言う科学と技術の進歩だろうか、300年と言う時間が、これ程迄に世の中を変えてしまうなんて、私達3人は、ただもう驚くばかりだった。
私達が、未来の世界の科学と技術に驚いていると
警察官「さて、飲み物を飲んで少しは落ち着いたかい、落ち着いたなら早速、質問を開始したいのだが、良いかな」
私達は、はい大丈夫です、と頷いた。
警察官「では聞くが、どうして、まだ授業の最中なのに、あんな所にいたのかね?」
私達は3人で、話し合い、例え信じて貰えなくても、嘘はつかずに本当の事を言おうと決心した。
麻美「実は私達は、過去の世界から来たんです。」
警察官「何だって、過去の世界から、それは一体どう言う事なんだい、詳しく説明してくれるかな」
それに対して陽一が
陽一「はい実は、僕達の世界にある、僕達が住んでいる町の、とある神社の裏庭で、不思議な光る石を見つけたんです。」
司「それで、余りにも不思議な石なので、神社の神主さんが、何かあると大変だから、警察とかに連絡しようと、皆で話している内に、友達の修君が、勝手に石に触れてしまい、気が付いたら修君が消えていたんです。」
麻美「修と言うのは、私の双子の弟なんです。」
私達がそう答えた所で警察官の人は何かを思いだしたように
警察官「ちょっと待ちなさい、まだ君達の名前と年齢を聞いていないよ、教えてくれないかな?」
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