第1話 不思議な石

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それもそうだと私達は、順番に名前と年齢を告げた。 麻美「はい、私は藤原麻美(あさみ)、弟の名前は、さっきも言いましたが、修(しゅう)年齢は16歳です、そして私達は双子です」 陽一「僕は、高原陽一です。隣にいるのは、妹の司です。僕達も双子なので年齢は16歳です。」 警察官「わかったよ、ありがとう、話しを戻そう、それで、過去から来たと言ったね、それでは一体、何年前の過去から来たんだね?」 麻美「300年前の過去です。私達のいた世界は西暦2017年ですから、今いる、この世界が、さっき受け付けの所で見た、日付の西暦2317年で間違いが無いのなら、300年前の世界と言う事になります。」 警察官の人は、信じられないと言うような表情で私達3人を見つめる。 警察官「ふむ、にわかには信じられないが、君達の服装が、この時代の物では無いようにも見えるし、嘘を付いているようには見えないしな?」 警察官の人は、少し考えてから、とりあえず信じると言う事にして、何故?そんな過去から、この時代に来たのかと聞いた。 それから、どうやって来たのかとも尋ねられた。 私達は、この時代に来た方法については、修が触れた石に触れる事で、次元の狭間のような空間に吸い込まれて、気が付いたら、この時代にいたと説明した。 麻美「それから何故、この時代に来たのかと言う質問に対する答えですが、それは弟の、修を探す為です。でも、石に触れた途端、まさか、タイムスリップするとは思っていなかったので、これから、どうすれば良いのか、実は困ってしまっています。」 私の今の、警察官の人に対する答えは、おそらく司や陽一も、同じように考えていると思い答えた意見だった。
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