第1話 不思議な石

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私達は、警察官の人の説明で、何故タイムマシンが一般人は使用出来ないのか、直ぐに理解した。 つまり、タイムマシンで例えば、戦国時代に行き、その時代の人に誰にも会わずに、元の時代に帰って来れば良いけど、もし、出会ってしまったら、私達が持っている物や着ている服等は、その時代には、当然、無い物だから、おかしな事になってしまう、歴史に干渉するとはそう言う事なのだ。 警察官「だからね、タイムマシンは、タイムパトロールと言う特殊な、歴史を管理する人しか使え無いんだよ」 タイムマシンに対する説明を聞き、私達が落ち込んでいると、警察官の人が 警察官「ただ、今回のケースは、君達を過去に帰すと言う、特殊な物だから、政府の許可が貰えれば、或いは可能かもしれない」 と、そう言ってくれた。 私達が、もしかしたら、タイムマシンで元の時代に帰れるかもしれないと、期待していると、もう1人、警察官の人が入って来て 私達と似た服装をした、男子を、違う警察署が保護して、事情を聞いた後、保護施設に連れて行ったと言うのだ。 そして、その男子に名前を聞いたら、藤原修、と名乗ったと言う。 私達は、とにかく、その男子に会わせて欲しいと、お願いした。 警察官の人も、会わせるつもりで、私達を迎えに来たと言ってくれた。 それに、行く所が無いようだから、帰れる迄、その保護施設に居て貰うつもりだと説明してくれた。
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