第1話 不思議な石

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それから池山さんは壁にある他のボタンについても説明してくれた。 池山「このボタンは押すと壁からコンピューターが出て来るわ、そのコンピューターに食べたい物や飲みたい物を入力すると、下の壁が開いて、入力した食べ物や飲み物が出て来るから、いつでも好きな時に、好きな食べ物や飲み物が、食べたり飲んだり出来るようになっているのよ」とそう言ってから 池山「これで、だいたい部屋の使い方の説明は良いわね、わからない事は何でも聞いてね」と言われて私はテレビやゲームが無い事に気付いた。そこで私は、テレビやゲームは無いのかと聞いた。 すると池山さんは、テレビやゲームも全て壁のボタンを押すと出て来るようになっていると言ってテレビとゲームのスイッチを教えてくれた。 それから、修と陽一の部屋も私達の部屋と同じ仕組みになっているから説明は省くと言われた。 池山「後は服装だけど、この時代の服装に着替えた方が良いわね、ちょっとそこのボタンを押して見て」 言われた通りボタンを押すと、やはり壁が開いて中から服が、なん着も積まれて出て来た。 池山「好きな服に着替えると良いわ、着替えたら他の着替えを、なん着か出して置いて、またボタンを押せば残りの服は壁の中に戻るわよ」と説明してくれた。 それから池山さんは「これで、この施設での生活の仕方については、だいたい説明出来たと思うから、後は起床時間と門限についてだけど起床は朝7時、門限は夜10時、いづれも時間厳守で、お願いするわね」もし守れ無いようなら施設には、居られなくなるから、そのつもりで要るようにと少し厳しい事を言われた。 池山「それでは、これで今日から宜しくお願いします。」と言って部屋を出て行こうとしたので、私達も慌てて、 全身「こちらこそ、宜しくお願い致します。お世話になります。」と言って挨拶した。
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