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麻美「させるかぁぁぁ!」
出て行ってしまいそうな修の前に立ちはだかる
そして後ろ手に扉の鍵を閉める。
すると、まぁ、当然だけど
修は戸惑ったように一瞬隙が出来て
修の肩越しに陽一と司が修に迫って来ているのが見えた。
麻美「今のうちだよ!」
陽一「よーし!」
司「集中放火ー!」
修「う、わぁぁぁ!?」
かくして。
30分に渡る修の逃走劇と
同時に私達の修捕獲作戦が繰り広げられたのである。
本当にいろいろあったが
あえて省略させていただきます
あしからず。
そんな出来事によりすっかり四人ともくたくたのぜぇぜぇになった後
廊下中に…というより部屋にまで響くドスンドスンという重く恐ろしい足音が聞こえた。
はっと我にかえったころにはガチャガチャというドアノブの回す音と次にピンポンピンポンとチャイムの音が鳴った
連続して鳴らすそのチャイムの音に四人は同じ事を考えていた
やべぇ、これ怒ってるぞ。と
身に覚えがありすぎるわけだが
このまま放置するのもかえって逆効果な気がするので
恐る恐る鍵を開け、扉を開くと
案の定そこに立っていた人物は
池山「…あなた達なにやってるのかな?」
…池山さん。笑顔が怖いです。
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