第1話 不思議な石

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所で未来世界のパソコンは、やはり凄いのだ、何とタッチパネルは液晶画面で しかも机に埋め込まれていて、パネルを押すと目の前の空中に画面が表示されると言う仕組みになっている。 私達は未来世界の科学技術に驚きながらも、この時代の事を知らなければならないので、パソコンで色々とにかく調べた 調べて行くうちに陽一が、ある事に気が付き 陽一「おい皆、ちょっとこの画面開いてみてくれないか、この世界は空中に街が造られているみたいだぞ」 司「本当だ、しかもドームのような物で覆われているみたいだよ」 その画面を見て私は 麻美「この世界が空中に造られているのには何か理由がある筈だよね歴史を調べてみようよ」 修「もう調べてるよ、ねえこれ見て! 今から200年位前に世界終末戦争があったらしいよ」 それを見て陽一が 陽一「本当だ! それによると、その時使われた核兵器が原因で地上と地下それから海迄、放射能に汚染されて殆どの生物が死に絶え地上と地下に住めなくなった為に、辛うじて生き残った人類が空中に街を造り現在に至っているらしいよ」 司「と言う事はさ、ドームの外は空中でしかも生物は全く存在しない放射能に汚染された世界が広がっていると言う事だよね」 私達はこの世界の歴史を知らなければ良かったと思った。 その後、皆少し落ち着いてから私が 麻美「空中って事はさ、重力に逆らっているんだよね、 いったいどうやって街をドームごと浮かせているのかな?」 すると修が 修「ここにさ、反重力装置のような物を使って浮かせているって書いてあるよ」 それに反重力装置は 地下に埋め込まれていて、沢山有るらしいと言うような事が書いてあった。 その説明に私達は何故か妙に納得してしまった。
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