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私達は期待しながら角岡警部の返事を聞いた。
でも期待は、あっさり裏切られてしまった。
角岡「君達には、大変申し訳なく思うのだけれど、政府の返事はノーだ、理由は
以前にも言ったと思う、君達が元の時代に帰ってから、この時代の事を絶対に誰にも話さないと言う保証がないからと言う事だそうだ。」
私達は、その返事を聞いた時、以外にも余り落ち込まなかった、それは心の何処かで全員が、もしかしたらダメかもしれないと思っていたからかもしれない。
でも、タイムマシンが使え無いと言う事は、元の時代に帰れないと言う事だ。
それでは困るので、私達は何とか出来無いものかと角岡警部に相談する事にした。
それから側で話しを聞いていた池山さんも心配そうに、どうしたらいいか考えてくれているようだ。
麻美「あの、これは私の考えなのだけれど、私達がこの時代に飛ばされて来た時に触れた石が、この時代の何処かにあるんじゃないかな?」
私が、そう言うと司が
司「でも私達が、飛ばされて来た所には石はなかったよ」
すると陽一も
陽一「確かになかったよな、修の飛ばされて来た所には、どうだ石はあったのか?」
修「いや残念だけど俺の飛ばされて来た所にも石はなかったよ!」
修の言葉を聞き私達全員が石のある所に飛ばされて来た訳では無いと知り、ではいったい、どうしてこの時代に私達全員が時空を超えて来たのか、わからなくなってしまった?
麻美「それなら何故この時代に飛ばされて来たのかな?石に触れたせいじゃ無いのかな?」
陽一「いや、それはやっぱり石に触れたからだと思うよ!」
司「でも、それならどうして飛ばされた
所に石がなかったの?」
修「それは、ゴメンわからないや」
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