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そういう関係が好きだ。
彼らはライブの時、ステージから下りてくる時間を設ける。
直接ファンと触れ合う。
ステージから遠い席にあたってしまったファンが少しでも大きく見えるように、「本当に僕らはここにいるよ。僕らの声がちゃんと聞こえているかい?」と、近づいてきてくれる。
一応警備員は常時着いてはいるが、妙な行動をするファンは一人もいない。
だから彼らはファンに近づき続けることが可能になる。
そういうところは猫と一緒だと思う。
猫はこちらからガツガツいくと逃げてしまう。猫を手懐けたかったらまずはじっとしていることだ。向こうからこちらに寄ってくるのをじっと待つのだ。
それができない人、すなわち我慢強くない人は猫と仲良くはできないだろう。
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