6人が本棚に入れています
本棚に追加
私に『また』という言葉はあと何回なのだろう…
秀太がいなくなった病室で1人考える。
自分の体のことは1番分かっている。
もう長くはない、と…
実彩子「話したかったな…」
彼女はいるのだろうか?
元気にしているのだろうか?
実彩子「せめて、会いたかった…な…」
そして目を閉じた。
あらざらむ この世のほかに 思ひでに
今ひとたびの あふこともがな
END
最初のコメントを投稿しよう!