prologue

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【新人類史 冒頭より】 20××年、世界第三次戦争が勃発。 核兵器を用いた戦争は、地球上のすべての国に被害をもたらした。 時は経ち、人間は度重なる紛争により死に瀕していた。 その時現れたのは、大天使と呼ばれる神、白のミカエル。 美しい少女は3日間で戦争を消滅させ、元あった世界へと戻した。 齢15の少女は、世界中の人々から崇められた。 100年が経ち、ミカエルはその美しい姿のまま床に伏せた。 彼女は、死ぬ間際に遺言を残す。 『100年ごとに神は死ぬ。戦争が終わった2月1日に生まれた子供から、 次の神を選別しなさい。 選ばれた子には神の名を与え、人々に崇めさせるのです。 そうすれば、争いを止められる大きな力となるでしょう。』と。 やがてミカエルは死に、次の神が玉座に立った。 古代の特殊な技術を用いて、神の能力を与えられた15歳の子供は神になる。 これは、ミカエルが崩御してから数百年たった世界での話。
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