第2章 機能

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はるか「でもこんなのおかしいよ!どうして私達女子生徒だけこんな目に合うの!政治が荒んでどんどん男子の力だけが増していくのに・・・こんなのあまりにもだよ・・・。」 絵里「政治が軍に力を入れて女性が力のないものとのけ者にされる世になっちゃったんだよ。今の日本にとって私たちはただの金がかかるお荷物って事でしょ。まあ悩んでも仕方ないから授業に行こう!」 はるか「そうだね。」 明るく前向きな絵里はそう言うと自分のロッカーに手をかける。 絵里「ええ!なにこれ!何か入ってる!」 はるか「あ!それ私も同じのロッカーに入ってた!」 絵里「開けてみようかな」 はるか「や、やめなよ!男子生徒の罠かもよ」 絵里「ちょっとだけwちょっとだけw」 絵里が黒いケースを開けると中から出てきてのは真っ黒なスーツだった。 絵里「ん?服?でもちょっと違うような。」 はるか「何か説明書もあるよ」 絵里「次の授業さぼってこれ着て遊ぼうかな」 バカである。この女は後先何も考えずに行動するのが予測できる。 はるか「まあ次の授業って世界史でしょ?つまらないから私も絵里ちゃんに付き合うわw 」 絵里「んじゃそうと決まったらトイレで着替えてこよーっとw」 そう言うと2人はトイレに走っていった。
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