あなたとだから

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ずっと後ろにいたナツとハッピー、我慢できずに飛び出してきた。 ナツ、ハッピー「レイーー!!!」 レイ「!ナツさん!ハッピー!!!」 どんがらがっしゃん!!! ナツ「ごめんなぁぁぁ!!!」 ハッピー「オイラもごめんなさぁぁい!!!」 レイ「俺も・・・ごめんなさい!!!」 飛び込んできたナツとハッピーを受け止めきれず机の上に倒れる。 レイ「俺っナツさんとだから毎日楽しいんです!!だからほっとかれたらやだぁぁぁ!!」 ハッピー「オイラレイと一緒にいれないなんてやだよぉぉぉ!!」 ナツ「俺だってそんなん嫌だぁぁ!!」 ルーシィ「ちょっとアンタ達周りの目・・・って聞こえないか」 グレイ「今は泣かせてやろーぜ」 エルザ「あぁ、レイへの話は後でいいだろう」 ナツ「これからもよろしくなぁぁぁ!!」 ハッピー「あいぃぃぃ!!」 レイ「こちらこそぉぉぉ!!」 数時間後・・・レイの家 あまりにも何時間も泣き続けるのでルーシィはレイを担ぎ、グレイはナツを引き釣り、エルザはハッピーの尻尾を引っ張りながらレイの家へ 尚、移動中も三人は泣き続けた。 エルザ「落ち着いたか?」 レイ「グスッ、はい」 ルーシィ「(なんでここに?)」 グレイ「(落ち着いて話せるからだろ)」 エルザ「ナツとグレイにはもう話したんだがな、やはり今日の内に詳しく話しておこうと思う。」 グレイ「俺とそこの泣きっ面のクソ炎に頼み事だろ?レイも連れてくのか?」 エルザ「あぁ流石にあの光景をみた翌日にレイ達を引き離すことなんて私にはできない。まぁこのこと関係なしにレイのことは連れていこうと思っていた。」 レイ「ありがとうございます、それで頼み事って?」 エルザ「あぁ、今回の仕事帰りに立ち寄った酒場でな怪しげな連中の話し合いを聞いてな・・・『エリゴール』に『鉄の森(アイゼンヴァルト)』、勤勉なお前なら分かるだろう?」 グレイ「あぁ?なんだそれ「!闇ギルド!」分かんかよ!?」 エルザ「流石だな、エリゴールの名を出した連中は恐らく闇ギルドの鉄の森の連中だ。そしてその会話のなかに封印されている魔法の『ララバイ』というものがあるらしいのだが・・・なにか知らないか?」 レイ「ララバイ・・・?すみません、聞いたことないです。」
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