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ナツを気遣う零、そこに
?「ここ空いてるかい?」
レイ「空いてますよ」
レイたちの向かいの席に若い男が座ってきた。
?「そこのお兄さんつらそうだね、大丈夫?」
ナツ「う、うぷ・・・」
今にも吐きそうなナツ
レイ「いつものことですので、お気になさらず。けど辛そうなのであまり話しかけないであげてください。」
?「ごめんごめん・・・!ふぅーん、妖精の尻尾か」
レイ「?・・・あぁはい」
ナツの右肩にあるギルドマークを見たようだった。
?「君みたいな子どもでも入れるギルドなんだね」
レイ「試験は大変でしたけど」
?「妖精の尻尾は有名だよね、正規ギルドの中でも問題児ばかりのお騒がせギルド・・・うちのギルドと大差ないよ」
レイ「?貴方何が言いたいんですか?」
?「妖精(ハエ)が目立ってうっとおしいんだよってことだよっ!」
ゴッ!!
突然零に向かって蹴りを放ってきた男
レイ「・・・で?」
?「驚いた、てっきりに逃げ出すかと思ったよ。」
その蹴りは首を傾けて避けた
レイ「妖精(ハエ)ねぇ、そんな呼び方するのは闇ギルドくらいです・・・アンタ鉄の森か?」
?「正解、俺はカゲヤマ・・・よろしくねっ!!」
レイ「っ!!」
バチィッ!!・・・ドサッッ!!
男・・・カゲヤマの影が伸びレイに攻撃してきた。咄嗟のことにレイはその攻撃を受け後ろに飛ばされる。
ナツ「っ!?レイ!!」
カゲヤマ「ヒャハハハッ!お前もだよ!!」
バチィンッ!!
ナツ「ってぇ!!・・・てめぇ!!」
ナツも同様に攻撃を受けるが素早く受け身をとり、反撃しようとしたが・・・
ナツ「うっ・・・くそぉ・・・」
酔いのせいで体調が万全ではなく、立てない
カゲヤマ「ハエがブンブンうるさいからさぁ・・・ちょっとストレス発散に「うるさいのはお前だ!」っ!!」
カゲヤマの上から影が差す、その影は
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